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「コンフィデンスマンJPを全部観終わった。次は何を観ればいい?」
「アニメはあまり見ないんだけど、騙し合いや心理戦が好きで……面白いやつがあれば観たい」
そんな方に向けて書きます。探している作品はおそらく、アニメ『GREAT PRETENDER(グレートプリテンダー)』です。
詐欺師チームが世界を舞台に仕掛ける、多層構造のコンゲーム(信用詐欺)アニメです。この作品の脚本を書いたのは、コンフィデンスマンJP映画シリーズと同じ古沢良太です。「あのテンポ感が好きだったのに」と感じていた方、これだけで観る価値があります。
アニメ・漫画を年間100本以上視聴している筆者が言います。コンフィデンスマンJPが面白い理由は、そのままGREAT PRETENDERにも全部詰まっています。
GREAT PRETENDERってどんなアニメ?まず基本情報から

| タイトル | GREAT PRETENDER(グレートプリテンダー) |
| 放送年 | 2020年 |
| 話数 | 全23話(4つのケース構成) |
| ジャンル | 詐欺師・クライム・心理戦 |
| 制作スタジオ | WIT Studio(進撃の巨人・SPY×FAMILY) |
| 原作 | オリジナルアニメ(漫画・小説原作なし) |
| 脚本 | 古沢良太(コンフィデンスマンJP映画・リーガル・ハイ) |
| キャラクター原案 | 貞本義行(新世紀エヴァンゲリオン) |
| 舞台 | ロサンゼルス・イギリス・シンガポール・日本 |
コンフィデンスマンJP好きに強くすすめる3つの理由
① チームで仕掛ける”多層構造の詐欺”の気持ちよさ
コンフィデンスマンJPの醍醐味は、ダー子・ボクちゃん・リチャードが役割を分担しながら相手を追い詰めていくチームプレーですよね。誰がどこで動いているのか全容がわからないまま進み、最後に「そういうことだったのか」と全部繋がる。あの快感がたまらない。
GREAT PRETENDERも同じ構造です。フランス人詐欺師のローランが大きな絵を描き、主人公の枝村誠(えだむら まこと)がその渦中に放り込まれる。シンシア、アビゲイルがそれぞれの役割をこなしながら、詐欺の全貌は「すべてが終わった後」に明かされます。
② 視聴者も気づいたら騙されている、あの感覚
コンフィデンスマンJPの最高の瞬間は「えっ!そういうことだったの!?」という逆転の瞬間です。実はあの伏線がここに繋がっていた、あの人物はグルだった、本当のターゲットは別にいた。視聴者が一緒に騙される構造が、このジャンルの快感の核心です。
GREAT PRETENDERも徹底的にその構造で作られています。「誰が騙しているのか」「本当のターゲットは誰なのか」。考えれば考えるほど、最後の答え合わせが気持ちいい。コンフィデンスマンJPで「騙される快感」を知っている人ほど、GREAT PRETENDERの構成の精巧さに唸ります。
③ ターゲットは全員”悪い奴”──スカッとする正義の詐欺
コンフィデンスマンJPが爽快感を保っていられるのは、詐欺のターゲットが「自分も悪いことをしている人」「欲をかいて自滅する人」だからです。だから主人公チームを全力で応援できる。
GREAT PRETENDERも同じです。Case1のターゲットはLAのギャングのボス(ハリウッドを舞台にした詐欺)、Case2はイギリスの武器密売人、Case3はシンガポールを舞台にした闇組織など。ターゲットは揃って「社会的に害をなす人間」です。だから主人公たちの詐欺を、後ろめたさゼロで楽しめます。
GREAT PRETENDERだからこそできる、アニメ独自の魅力
世界4都市を股にかけるスケール感
ロサンゼルス、イギリス、シンガポール、日本。各ケースごとに舞台が変わり、その土地の街並みや空気感が映像で表現されます。実写ドラマでは予算的に難しい「世界を股にかける詐欺師の旅」が、アニメならではのクオリティで描かれています。コンフィデンスマンJP映画シリーズの「異国感・スケール感」が好きだった方には、特に刺さるはずです。
貞本義行のキャラ原案 × WIT Studioの映像美
エヴァンゲリオンのキャラクターデザインで知られる貞本義行が、本作の全キャラクターの原案を担当しています。スタイリッシュで個性的なキャラクターたちが、WIT Studio(進撃の巨人・SPY×FAMILY制作)の映像の中を動く。「アニメをあまり見ない」という方も「絵がおしゃれ」と感じるはずです。
ジャズ×詐欺師の音楽が最高
オープニング曲は、かつてQueenのフレディ・マーキュリーが歌った「The Great Pretender」のカバー。劇中音楽はジャズベースの楽曲で統一されています。映像・物語・音楽が一体となって「カッコいい詐欺師の世界」を作り上げています。
キャラクターに”深さ”がある
コンフィデンスマンJPはエンタメとしての軽さ・テンポが魅力ですが、GREAT PRETENDERにはキャラクターの背景の重さが加わります。主人公・枝村誠をはじめ、「なぜこの人物が詐欺師になったのか」という物語が丁寧に描かれています。笑えるシーンが多い一方で、物語が進むにつれ感情移入が深まる。「面白かった」だけでなく「刺さった」と感じる人が多い作品です。
観る前に知っておくこと──GREAT PRETENDERの構成ガイド
| ケース | 舞台 | 詐欺のターゲット | 話数 |
| Case1 | ロサンゼルス | ハリウッドを牛耳る犯罪組織のボス | 全5話 |
| Case2 | シンガポール | 八百長空中レースの主催者(イブラヒム兄弟) | 全5話 |
| Case3 | ロンドン(イギリス) | 美術品詐欺に絡む人物(アビーの過去に関係) | 全4話 |
| Case4 | 日本 | (ネタバレ防止のため伏せます) | 全9話 |
各ケースは4〜8話程度。「まず1ケースだけ」という気持ちで観始めたら、気づいたら次のケースに進んでいた──という没入感があります。
続編「razbliuto(ラズブリュートォ)」とは?
2024年2月よりDMM TV・dアニメストアで配信されている「GREAT PRETENDER: razbliuto」は、本編の続編シリーズです。本編を観終わった後の「もっと楽しみたい」というときにおすすめです。まずは本編から観るのが正解です。
GREAT PRETENDERはどこで観れる?配信情報

- Netflix:配信中
- dアニメストア:配信中
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まとめ──コンフィデンスマンJP好きは今すぐ観てほしい
コンフィデンスマンJPとGREAT PRETENDERには、エンタメとしての快感の核心が共通しています。チームで仕掛ける多層構造の詐欺、視聴者ごと騙す逆転の瞬間、悪い奴をスカッと詐欺る爽快感。その上でGREAT PRETENDERには、アニメだからこそのスケール感と映像美、キャラクターの深みが加わっています。さらに脚本はコンフィデンスマンJP映画と同じ古沢良太。このひとことに尽きます。
Case1(ロサンゼルス編、全4話)だけでも観てみてください。4話を観終わる頃には、次のケースに進まずにはいられなくなっているはずです。
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